Hidari Zingaro
Michael Reeder個展「4th Dimensional Voyeur」
新型コロナウィルス感染者急増のため、急遽閉廊しておりましたMichael Reeder展「4th Dimensional Voyeur」について、8月17日(月)より営業を再開することが決まりました。
よって当初予定しておりましたスケジュールを変更し8月17日(月)〜9月3日(木)まで
を開催期間と致します。
リーダーは、グラフィティなどのストリートカルチャー、アカデミックな美術教育、壁画制作、グラフィックデザインと、多様な経験と影響をバックボーンに、独自のポートレイト作品を追求しています。
リーダーの作品は、グラフィカルで幾何学的なパターンの画面に、リアリスティックなタッチの人物像、髑髏といった黙想的なモチーフを組み込み、それらを複雑で計算された画肌(マチエール)を重層的に組み合わせる事で、独特で特徴的な作風を構築しています。
これらの鮮やかな色彩と、耽美的で厳粛なイメージが同居した作品群は、鑑賞者に日常の中の無意識、エゴといった、儚くうつろう意識の間へと誘うことにフォーカスしています。
絵画性と精神性を同時に追求する、リーダーの独自の世界観を、是非体験しにいらして下さい。
- 作家から本展に寄せて
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今回の個展「4th Dimensional Voyeur(四次元の窃視者)」では、これまでに引き続いて隙間にある世界、そして平凡な日々を過ごすごく普通の人々とそれぞれのゴースト、つまりエゴを表すキャラクターに焦点を合わせている。
この空間は我々の無意識の中に存在し、我々が深く物思いに沈んでいるときや夢を見ているとき、瞑想中や、何かに熱中しているとき、でなければ何らかの薬物の影響を受けているときに、漂い、さまよう場所だ。その世界の説明できないぼんやりとした側面を採り入れることで、必ずしもこれといった目的や機能は持たないもののそこにあるのがふさわしいと思えるような要素を作品に持ち込むことが可能になった。
この風景は、想像という基礎と、制約を課すルールが不在であるという条件の上に築かれていて、最終的には我々の内面で交わされる対話を現実から解き放っていく。
- 会期
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2020年8月17日(月) – 9月3日(木)
12:00-19:00
※水曜定休
(本展はレセプションパーティー及び、作家の在廊は行いません。)