Yoshihiro Nishimura
1967年浅草生まれ。
東京都出身。特殊造型・特殊メイクアップアーティスト、特殊造型プロデューサー、映画プロデューサーであり映画監督。
13歳の時、両親の8mmフィルムカメラでダイナメーションという実写と人形をコマ取りした短編を監督する。
その後、高校生から大学を卒業するまで4本の自主制作映画を撮る。
青山学院大学法学部を卒業し、CM制作会社太陽企画に入社。
制作部として入社したが、映像制作の全ての事を自力で学んで行く。入社一年目で、当時自主映画作家だった園子温監督と出会い「THE ROOM」に参加、その後、園子温監督と映画人生を共にする事になる。
「自殺サークル」後、映画監督よりも特殊メイク、特殊造型の仕事が多くなり、有限会社西村映造を設立。特殊メイク、特殊造型で数えきれない程の映画作品を手がける。
1995年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門で自主映画『限界人口係数』が審査員特別賞を受賞。
その後、数々の映画・ドラマで特殊メイク/特殊造型を担当。
劇場監督デビュー作『東京残酷警察』(08)は世界の73各国のファンタスティック系映画祭で絶大な人気を呼ぶカルト作となった。
最近では、アメリカ製作「ABCs Of Death」やカナダ製作「Profane Exhibit」など、インターナショナルな活動を展開。
近年では、特殊造型プロデューサーとして、劇場版「進撃の巨人」「シン・ゴジラ」を手がける。
特殊造型監督として『リアル鬼ごっこ』(園子温監督/15)、『片腕マシンガール』(井口昇監督/08)、『L change the world』(中田秀夫監督/08)、『冷たい熱帯魚』(園子温監督/11)。
ホラー・スプラッター・アクション・コメディなどあらゆるジャンルを凝縮した独自の世界観で新進気鋭の監督・鬼才として世界中から注目を浴びている。
≪主な監督作品/映画≫
■ 東京残酷警察(2008年)
■吸血少女対少女フランケン(2009/友松直之共同)
■戦闘少女 血の鉄仮面伝説(2010年/坂口拓、井口昇共同)
■HELLDRIVER(2011)
■はらぺこヤマガミくん (2011/井口昇、塩崎遵共同)
■ABC’s of Death (2012/米製作・アンソロジー)
■Profane Exhibit (2013/カナダ製作・アンソロジー )
■めめめのくらげ (2013/村上隆監督 西村喜廣監督補)
■ZOMBIE TV (2013)
■虎影 (2015)
■—蠱毒—ミートボールマシン (2017)
■WELCOME to JAPAN 日の丸ランチボックス(2019)
■おうちに行こう (2020/360°VR作品/清水崇と共同監督)
■TOKYOドラゴン飯店 (2020)
≪テレビドラマ≫
■怪奇大作戦 セカンドファイル(2007年) 特殊メイク
■古代少女ドグちゃん(2009年) 特殊造形
■SOIL ソイル(2010年) 特殊造形
■古代少女ドグーンV (2010)
■ウルトラゾーン・チャンネル (2012)
■GIVER (2018)
■すじぼり (2019)
≪受賞歴≫
■東京残酷警察
最優秀作品賞&最優秀特殊メイクアップ賞:ブエノスアイレス・ロジョ・サングレ国際映画祭(アルゼンチン)
最優秀メイクアップ賞:Fantaspoa
特別賞:プチョン国際ファンタスティック映画祭
観客賞・金賞:Fantasia(モントリオール)
観客賞:Night Visions Film Festival(フィンランド)
■戦闘少女 血の鉄仮面伝説
シッチェス・カタロニア国際映画祭
CARNET JOVE部門「Best Motion Picture MIDNIGHT X-TREME」受賞 など
≪主な特殊メイク/特殊造型作品≫
■ 自殺サークル
■ 冷たい熱帯魚
■ デスノート Lチェンジザ・ワールド
■ 愛のむき出し
■ 赤んぼ少女
■ 電人ザボーガー
■ Zアイランド
■ 進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
■ 亜人
■ トラウマゲーム
■ 108
■ シン・ゴジラ
■ 富江アンリミテッド
■ 音量を上げろタコ!
■ リアル鬼ごっこ
■片腕マシンガール
■ ハイサイゾンビ
■ ハルサーエイカー
■ エクステ
■ ハードリベンジミリー
■ミートボールマシン
■ クワイエットルームにようこそ
■ 戰慄迷宮3D
■ 曇天に笑う
■ 紀子の食卓
■ ロボゲイシャ